2011年12月

苔髭の男

苔髭の男
 
「お!見られてる見られてる。これ、無精ひげなんだけど、ちょっと凛々しく見えるでしょう。」
「なんか、カビが生えたみたいで、好きじゃない。」
「カビとはなんだカビとは。これでもれっきとした苔じゃ。」
「それでも、やっぱり髭じゃないんだ。」
「ガクッ!」

秋を思う石


 
秋の枯れ色の木々の葉を見つめて何を思うのでしょうか。
寂しさが漂っていますね。
 
「石だから、寒さも暑さも平気なんですがね。やはり来る冬の寂しさがたまらなくいやなんです。話相手だった木達も葉を落として冬眠してしまうし」